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新宿コントレックスVol.21参加作品「モノケイン」

  • 執筆者の写真: 康介 早川
    康介 早川
  • 2018年12月2日
  • 読了時間: 2分

アガリスクエンターテイメント主催の新宿コントレックスVol.21が全日程を終えた。

4団体がコントを上演するショーケースイベント。 東京に拠点を移して、初めて劇団員だけでの出演となった。

とは言うものの東京と大阪で劇団員が半分に分かれている状態なので、

全員揃っての稽古は直前の2日ほどしかなかったが、いつも通りのクオリティで作品づくりができた。

劇団ガバメンツは「透明人間」を通じ「存在」をテーマにした「モノケイン」というコント。

正直、コントとコメディの違いがよくわかっていないのでいつも通り作ったのだが、

強いて言うならいつもなら絶対やらない「全身タイツ」という禁断の衣装に手を出した。

17年間、我慢してやっと全身タイツを着る必然性が見つかったような気もする。

「全身タイツ」、「哲学」、「透明人間」、「存在」というシュールなキーワードで

構成される作品だったので、稽古中は、この構造が理解されるのだろうか、

と不安があったがお客様はきちんと理解してくださっていた。

本番では、2日目に半透明人間の下半身が倒れるトラブルがあったり、取りこぼしもあったのだが

全ステージたくさんの笑い声をいただいたので、とりあえずは胸を撫で下ろした。

他団体もいろいろなカラーがあり、それをお客様がどう捉えるのかが興味深かった。

そんな中でも主催のアガリスクさんのアベレージには舌を巻いた

どんな雰囲気の回でも、きちんと自分たちの時間にできていた。

見習いたいものである。

東京に拠点を移したガバメンツ。

敵も味方も仲間もいなかったが、一気に敵と味方と仲間ができた気分だ。

参加できて本当によかった。

ガバメンツとしても劇団員たちの魅力、弱点が再確認でき、良い経験になった。

何より嬉しかったのは、今回声のみの参加となった劇団員の歌のシーンで笑いが起こったこと。

つまりは劇団員4人、全員が笑いをとれたということだ。

東京での劇団本公演、企画進行中なのでぜひ期待してお待ちいただきたい。

 
 
 
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