2016年、備忘録
2016年もあと少し。
備忘録を兼ねて書いたり、演出をした作品と共に今年を振り返る。
2月
◾︎大大阪舞台博覧会vol.2参加作品
◯ 「女は繰り返す」
◯ 坂口修一1人芝居「Onin No Run」
劇団として短編の自信作と、2015年に坂口さんと作った応仁の乱を一人で演じる一人芝居の2作品が選ばれ
、再演。どちらも少し悔いが残る。
5月
◾︎グリーンミュージカル
「LADYBIRD,LADYBIRD」
東京での、虫のミュージカルも今年で4回目。3年連続で主演をしていた加藤梨里香から田中凜音にヒロインが交代。いろいろ新しくなったが作品としては毎年グレードアップできている。2017年も上演予定。ライフワークになってきた。
◾︎ABC中之島春の文化祭
「星、堕つるまで」
三ッ星シェフの苦悩と、言語のすれ違いを描いたほろ苦い短編。この数年、GWはミュージカルの仕事で東京にいるので、僕は本番は見ていないが、ほろ苦い出来になってしまった。反省が多い。
10月
◼︎劇団925「宇宙の人々」
中西邦子さんからお話をいただいて2本立ての「キスしてエイリアン」を書き下ろした。演出はしないので、どう立ち上がっても強度がある作品づくりをした。その点はうまくいった。
◾︎劇団ガバメンツ「ロイドと」
劇団の公演。人工知能をテーマに近未来を描いた。時代に正面から立ち向かった、僕の中では珍しく社会派の作品。僕以上にキャストのみなさんや、観に来ていただいた俳優さんたちが愛してくれたことが嬉しかった。現実を描いたシニカルな作品で僕はとても気に入っているが、みんな夢を見たいのだとも感じた。
12月
◼︎ヒューマンアカデミー第18期生卒業公演
「うちの犬はサイコロを振るのをやめた」
上演許可をいただいて演出のみを担当。東京で大人気のPMC野郎さんの作品。すごく勉強になった。エンターテイメントとは何か、ということを考える良いきっかけになった。成果は次回の劇団作品で発表したい。
年末、最後の最後に小児がかかる謎の病気を患い、1週間の絶対安静になったことが悔やまれる。
思えば、割と悔やまれる一年だった。
妻からは大殺界だからだと言われたが、調べたら来年も大殺界だった。そういうのは信じないたちなので、2017年はなるべく前を向いて、再来年の変革の2018年に備えたい。
関わっていただいた全てのキャスト、スタッフ、そして関係者の皆様ありがとうございました。
そして、ぺこ&りゅうちぇる、結婚おめでとう。
良いお年を。